ぬまづ武井牧場のA2牛乳の製造・販売を開始しました

武井牧場さまの原乳を使用したA2牛乳(※)の製造及び販売を開始いたしました。

静岡県沼津市西熊堂で酪農を営む「武井牧場」さまは、飼育している乳牛のうちA2型のβカゼインを持つ乳牛だけを選別して原乳を搾乳しています。
弊社では、その他の仕入先の原乳との分別管理を施したうえで殺菌処理、ボトリングの受託を請けております。

また弊社通販サイトにて工場直送での販売(定期便含む)も開始いたしました。


※A2牛乳とは

おなかにやさしい牛乳 
遺伝子で決まる A1・A1+A2・A2

A2牛乳と普通の牛乳の主な違いは、牛乳に含まれるβ-カゼインというタンパク質のタイプです。

普通の牛乳にはA1型とA2型の両方のβ-カゼインが含まれていますが、A2牛乳はA2型のみを100%含んでいます。この違いが注目されるのは、A1型β-カゼインが消化される過程で、β-カソモルフィン-7(BCM-7)というペプチドを生成することがあるためです。

BCM-7は、牛乳を飲んだ時の腹部不快症状の一因として考えられています。
A2牛乳は、A1型β-カゼインを含まないため、BCM-7の生成を抑え、消化がスムーズになる可能性があります。

そのため、牛乳を飲むと腹部不快感を経験する人、特に乳糖不耐症の人にとって、より飲みやすい牛乳として注目されています。
A2牛乳の栄養成分は、普通の牛乳とほぼ同じです。カルシウム、ビタミンD、タンパク質など、健康的な生活をサポートする栄養素は、A2牛乳にも豊富に含まれています。

ただし、A2牛乳が牛乳の腹部不快症状を完全に解消するわけではありません。A2牛乳が効果的なのは、A1型β-カゼインが原因で腹部不快症状が起きている場合です。また、BCM-7が様々な疾患のリスクを高めると主張する人もいますが、その科学的な裏付けは十分ではありません。

A2牛乳は、通常の牛乳に比べて、A1型β-カゼインが原因の腹部不快症状を軽減する可能性があるとされていますが、牛乳が苦手な理由が、乳糖不耐症や牛乳アレルギーなど、別の要因である場合は、A2牛乳で効果が期待できない場合もあります。


弊社通販サイト「伊豆取り寄せ宅急便」

https://izu-ookimilk.jp/

武井牧場ウェブサイト

https://www.uchidakenoaji-takeifarm.com/